学び方を変革する 小学生向け教育プログラム 「ノート学」

学び方を変革する「ノート学」って?


「ノート学」は、小学生の学びの場で最も身近にある「ノート」に注目した、ノートのとり方を創り出すことで学び方の変革を促すプログラムです。

子ども達は、固定概念に囚われたノートから自らを解放し、学びを広げ深める様々な書き方を模索し、相互に学習していく中で、激動の社会で未来を切り開いてゆける「自分の学び方」を編み出すことができます。

「ノート学」でおきる、学び方の変化

「板書をきれいに写すだけで満足する」「正解は教えてもらえるという思い込み」「議論では多数決によって決めてしまう」「自分で課題を見つけるチャンスがない」…
今の学校教育の場で、受け身になりがちな学び方。

子ども達には一つの正解を覚えてもらう学び方ではなく、自らで解釈し表現する創造的思考法が必要だと私たちは考えています。

ノート学では、1年間を通じて「自分の学び方」を工夫しつくりだすノートの探究を行っていきます。
子ども達がノートのとり方・使い方を試行錯誤し、「自分の学び方」を発見することで、学び方を自律的に変え、自主的に探究しあえる環境を生み出していきます。

参加者の声(一例)
  • 子ども:「工夫することが楽しくなった」「ノートで成長できる」「色々な方向から物事を考えられるようになった」等
  • 先生方:「知識のつながりが意識され理解が深まった」「言葉にできないことを表現できるようになった」等

「ノート学」のアプローチ

1:「自分の学び方」を変革する3ステップ

ノート学は3つのステップで、子ども達の「自分の学び方」の変革を目指します。

STEP1:固定概念からの解放

固定概念に囚われたノートからの解放として、端から順に詰めていくノートスタイルから離れ、大きな紙に楽しく絵を描くことから始めます。

STEP2:実践的環境での模索

グラフィックレコーディングの技術を応用し、構造的なノート、メタファを用いて喩えるノート等様々な技法を3ヶ月にわたり授業の中で実践。先生方も日常の授業で子ども達を支援する体制を築きます。

STEP3:工夫の発見と相互学習

各々が創出した学び方をノートを展示し、工夫を発見しあい、意見交換することで相互的に学び合います。


2:「ノート」を用いた、日常の授業に定着しやすく実践的なプログラム設計

ノートを「授業の内容をただ写す物」ものから、「一人一人が思考法を発明する物」へ。
一見、学びを記録するだけに存在する「ノート」を、思考のメタ認知と自己内省の機会として捉え直し、自律的学習プロセスの自主的形成方法を習得することを目指しました。

また、先生方も日常の授業で子ども達を支援できるよう、教員向けテキストブックを作成しました。
学び方や授業を変えて、刺激しあう変化の循環を生み出してゆく支えとなります。

開発デザイナーの思い

学びの自律化にトライするプログラムの中でも、ノート学は「正解のない探索的アプローチを子どもと大人、さらには、ビジネスの現場でプロフェッショナルに活躍する技術者までもが、同じ目線をもち文化的実践を繰り返した」という点が特徴であると考えています。

「ノートはこうあらねばならない」など、正しさという指標を捨てた先にあったのは、個性の発見、自己との対峙でした。
一見、学びを記録するだけに存在する「ノート」ですが、思考のメタ認知と自己内省の機会として捉え直し、自律的学習プロセスの自主的形成方法を習得することを目指しました。

その結果、ノートを「授業の内容をただ写す物」ものから、「一人一人が思考法を発明する物」という価値にまで押し上げられたのではないかと手ごたえを感じています!
事業構想や組織づくりの現場で、グラフィックレコーディングを用いて創造性開発や、価値創造を実践してきた私たちのノウハウが、「ノート学」にはたくさん詰まっています。

ぜひ、私たちと一緒に、学び方を変えていく挑戦をしていきませんか?

関連情報

活動動画

「STEP2:実践的模索」での授業例 ~「意味を描く」ノート~

関連リンク