サービスデザイン事業

経験豊富な専門家が伴走します

未知のものを創造するプロセスでは道先案内役が必要です。さまざまな事業戦略に携わってきたグラグリッドのサービスデザイナーが伴走し、プロジェクトをリードします。 書籍やウェブサイトなどに掲載されている表層的な情報ではなく、経験したからこそわかるノウハウや、留意点などを用いて効果的にサポートします。

複雑な情報を可視化の技術でわかりやすくします

サービス全体のエコシステムを捉えるには、全体を見渡す視野の広さと複雑な情報を分解して捉える思考法が必要です。それが、可視化による思考法=「ビジュアル思考」です。私たちは、全ての思考の場で可視化メソッドを活用します。カスタマージャーニーマップや、バリューチェーンなどの図解に加え、グラフィックレコーディングや、グラフィックモデリングなど。複雑な情報と向き合い、概念的に思考する現場を支えます。

「ちょっと未来」の構想から可能性を広げる

進化する未来をつくり出すためには、今できることだけを考えるのではなく、視野を拡げ、思考をジャンプさせるしかけが必要です。私たちは、第三者視点だからこそできる刺激を与えながら、外部企業とのコラボレーション、地域との連動、別領域への展開など、さまざまな道への橋渡しをいたします。

実施の流れ

STEP1:課題発見

フィールドリサーチやインタビューなどの質的調査を行い、問題点や提案視点を見出します。依頼者チームのメンバーが主体的に発見できる場を促進します。

STEP2:アイデア創出

課題を解決する、または、新しい提案につながるアイデアを創出します。
さまざまなアイデア発想法を効果的に用い、飛躍する発想でこれまでにない解決策が見出せます。

STEP3:プロトタイピング

考え出したアイデアを具現化するために、簡易的な素材を用いて試作品を作ったり、利用シーンを演じることで実際の状況をイメージしながらブラッシュアップを進めます。
またコンセプト検証を行い、ターゲットに対して提案する方向性が合っているのかを確かめながら進めます。

STEP4:プレゼンテーション

サービスを実現させるにあたり必要なキーマンへプレゼンテーションしたり、資本を集めるための資料づくりを共に行います。

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成果物の例

カスタマージャーニーマップ
サービスの利用体験を顧客目線で捉えた図解。時系列に沿って、複数のタッチポイントの中で、顧客がどのように行動するのか、その過程でどんな感情を抱くのかを表現します。現状のサービスを評価する時や、新しいサービスの用件を検討する時に役立ちます。
ステークホルダーマップ
サービスに何らかの形で関わる、さまざまな人達(ステークホルダー)や物の関係性を図や矢印で表します。役割をマップとして整理し、相関関係を矢印などで図解することで、 サービス全体のエコシステムや強靭性を検討することができます。
サービスバリューチェーン
原材料の調達から、商品の製造・出荷・サービスの流れを「価値の連鎖」として分析し、各セクションを経て加わる価値に着目した図解。各工程で関わる人や、技術なども共に書き出し、「どこで」「何の活動が」利益を生み出しているのかを明確にします。

他の事業

ビジョン創出事業

「どんな世界をつくりたいのか?」「どんな社会にしていきたいのか?」

実現したい未来の姿を共に探索し、より独創的なビジョンを描き出すお手伝いをいたします。 自分たちらしさや強みを発見することから始め、スタッフ一人ひとりの思いをあぶり出し、組織のビジョンを「一枚の絵」としてまとめます。また、そのビジョンが組織や事業の内部へ浸透していくために、ワークショップ等を活用した活動も行っています。

クリエイティブ人材開発事業

自ら考え構想していく「創造的な人材・組織」を育てるために、デザイン思考を組織に導入する総合的な支援を行います。企業・学校で多くの成果を挙げているグラグリッドのクリエイティブ人材開発プログラムは、創造する心と体をつくります。また、さまざまな研修に加え、評価のための指標づくり、プロジェクト・オンボーディングなど、総合的に支援します。

ブランディング事業

企業や商品のストーリーを紡ぎ、心に響くブランドづくりを行います。企業や商品のビジョン策定から支援しているグラグリッドでは 表層的な見た目の美しさだけではなく、 利用者や消費者にどのような体験を提供していくのかといった、より事業戦略的な目線から相談に応じながら、 その商品ならではの特長を印象づけるデザイン制作を実践していきます。

ソーシャルイノベーション促進事業

解決することの難しい社会的な問題に対して、どのようなアプローチで取り組んでいくかが問われる時代。グラグリッドは「解放」と「越境」をコンセプトに、共創による社会実験を推進していきます。社会実験のプロセス自体が問題に立ち向かっている姿となって、いわゆるバウンダリーオブジェクトとして、セクターを越えた人々がつながり、その輪が広がって、問題解決への道を開きます。