グラフィックレコーディングの際に利用する部屋には、以下設備が必要です。
条件を満たすイベント会場/会議室のご用意をお願いします。

講演者や対談者の顔が見える位置であること
ステージの横など、講演者や対談者の顔が見える位置の確保をお願いいたします。
グラフィックレコーダーが重要な情報を判別するとき、話している様子も観察したうえで判断しているためです。

投映しているスライドが見える位置かつ、描く際に紙が見える状況であること
・イベントでのグラフィックレコーディングの場合、人名や​固有名詞、重要な情報など、スライドの情報も参照することが多いためです。
・会場が暗い場合、グラフィックレコーダー用の照明をご用意いただけますよう、お願いいたします。

描いている過程が参加者に見える位置であること
・登壇者に気をつかって、目立ち過ぎないようにひっそりと描くことを希望される方がいらっしゃいますが、結果的に、即興で書いていることが伝わらず、事前に書いたイラストと勘違いされ、全く効果のない記録になってしまったことがあります。
・書いている内容まで見えなくとも、「ライブで書いていること」を伝えられることが大事です。

グラフィックレコーディングに​必要な備品

ペンやテープなど、必要な備品はこちらで持参いたします。
​​また、下記の道具以外にも、イーゼル&パネル・ボードを使うなど、演出力が高い備品を持ち込むことも可能です。
目的によって、最適な道具をご提案させていただきます​。

ホワイトボード

模造紙を貼って利用します。2枚〜4枚あると安心です。用意可能な枚数をお伝えください。
描く場所に移動して利用したり、描いたものを掲示する場所として利用します。
ホワイトボードが無い場合は、可動式のパーテーションでも可能です。
ホワイトボードやパーテーションが用意できない場合には、壁面に模造紙を貼って実施も可能ですが、壁面の素材や角度、距離によっては、紙を貼って描くのには適さないものもあります。ホワイトボードがあると、壁を気にしなくて良いので安心です。

模造紙(無地)

数枚~20枚程度を1回のイベントやカンファレンスごとに利用します。
購入可能URL:https://www.askul.co.jp/p/5880062/

グラフィックレコーディングに​必要な準備

グラフィックレコーディング​実施にあたり、イベント進行の以下準備をお願いします。

このイベントでグラフィックレコーディングを用いる目的について、主催者様からのご説明時間の確保
グラフィックレコーディングは、この数年、多くのイベントで活用されてきていますが、まだまだ新しい技術です。イベントで活用される際には、ぜひグラフィックレコーディングについてと、イベントでの導入の目的について、ご案内を宜しくお願いします。

グラフィックレコーディング実施について、登壇者・メディア各種へご案内
イベント実施を即座に共有できるツールとして、グラフィックレコーディングは有用です。
登壇者の活動の支援・拡散のためや、メディアの方へはフォトスポットとして、ぜひグラフィックレコーディング実施のご案内(および取り入れたことについてのご説明)をお願いいたします。

グラフィックレコーディングを用いたふりかえり時間の確保(5分~10分)
当日、グラフィックレコーディングの要約を参加者のみなさんに説明する時間の確保をお願いいたします。
対話のキーポイントや話しの構造をサマライズしてお話しし、場の活性化を行います。

イベントのリハーサルに立ち合う時間の確保
[参加人数が100名を超える大型イベントの場合]
・運営関係者や司会者の方(可能であれば講演者の方)にご挨拶に伺います

・照明が暗すぎる場合、色が見えにくくなる可能性があります。追加で照明が必要かどうかを一緒に確認させてください。
・講演や対談中に描く場所、終了後に絵を精緻化する場所など、流れにそって、どのように動けばよいのか確認させていただきます。

描いたグラフィックレコードの掲示場所の確保
書き終わったグラフィックレコードを、会場内に掲示する場所の確保をお願いします。
・参加者に見えるように、完成した紙から、壁に掲示していきます。(壁に直接紙を貼る場合には、跡のつかないマスキングテープを使います。)
・壁に直接紙を貼ってはいけない場合には、ホワイトボードを移動させて掲示していただきます。この場合、ご用意いただけるホワイトボードの数だけに限定して描くことになります。

講演スライドの印刷のご用意
講演をグラフィックレコーディングする場合、事前に(当日直前でも可能)スライドなどの資料のご用意をいただけると助かります。
資料は完成品でなくてもかまいません。固有名詞などを間違えないために用いれると助かります。

グラフィックレコーディングの公開についての方針決定
講演をグラフィックレコーディングする場合、事前に(当日直前でも可能)スライドなどの資料のご用意をいただけると助かります。
資料は完成品でなくてもかまいません。固有名詞などを間違えないために用いれると助かります。